一閑張 紺糸裾濃縅の兜 5分の1 金屏風セット

※作札付きます。
兜本体寸法：15×11×11.5㎝
小さな机や玄関にもおしゃれに飾れる、五月人形では類を見ないコンパクトな兜飾りです。現代の住環境に合わせ、五色・原孝洲の原裕子が演出した五色オリジナル作品です。兜本体は、現存する兜を参考にし、本物志向を掲げる江戸甲冑（えどかっちゅう）の名匠・小柴龍翔の作です。小型の兜だからこそ求められる技術（ひもの鮮やかさ・糸と糸とのピッチの細かさ・和紙を用いた小札（こざね）・吹返し（正面から見て耳のような部分）の形の端正さ）が凝縮された逸品です。兜は伝統的で落ち着きと堂々とした印象を与える紺糸を用いて制作をしました。兜をのせて飾ったり、収めて保管する黒い櫃（ひつ）まで自信の作品です。櫃はこの極小サイズでは真似手のないスッキリと洗練されたフォルム、表面の黒塗りは、石目塗（いしめぬり）という技法を用いることで重厚感をかもし出すことに成功しました。兜・櫃の両面で精緻な作品づくりを心がけた、こだわりの一品です。薄く軽い黒台に金屏風と弓太刀を配したクラシカルな雰囲気が人気です。複雑な組み立てを必要とせず、コンパクトな五月人形はお子様の端午の節句を末永く見守ります。
◇こちらの商品は単品(櫃付き)での購入もできます。詳しくはお問い合わせください。