吉野雛

五色・原孝洲が誇る、
真似手のない美しさ

百有余年の創業以来、初代原米洲から現・三代目原裕子をつなぐ真似手のない雛人形です。
特徴あるお顔だちは見る方々にとって、お子様のようなかわいさ、純真無垢な麗しさ、凛としたおごそかさを持ち合わせるなど、様々に感性に訴える特別な味わいがあることで人気を集めます。
丸い大きなお顔へ、笹目(ささめ)と呼ばれる技法(何十本もの細い線で優しい目元を描く)を用いたお顔が特色で、このお人形ならばこそ表現できる豊かさがあります。

可愛らしさの中に深い味わいを秘めた
赤ちゃんのような純真無垢なお顔は仏像に通ずると言われ、
見る人の心に和みを与え、優しい気持ちにさせてくれます。

お人形の命である美しい髪は、絹糸をたっぷりと丹念に植え込みふっくらと空気を包み込んだ麗しさに見ごたえがあります。