お顔から考える 雛人形の選び方

雛人形選びで、あとから「やっぱり気になる」と言われやすいのが お顔です。
大きさや価格は納得していても毎年向き合う表情だけは時間が経ってから差が出ます。
このページでは何年経っても自然に受け入れられるお顔の考え方を五色の視点でお伝えします。
雛人形の「お顔」から選び方を考えたい方へ。
迷ったときは飾る場所や住まいの環境から考える選び方もご覧ください。
→ 置き場所から考える 雛人形の選び方
「可愛い」だけで選ぶと、なぜ迷いが残るのか
多くの方が最初に「可愛い」「今っぽい」と感じるお顔に惹かれます。
それ自体は、間違いではありません。
ただ、雛人形は一年に一度、長い時間をかけて向き合う存在です。
数年後、子どもが成長したとき。家族の雰囲気が変わったとき。
その表情を変わらず受け止められるかどうか。
そこが後悔の分かれ道になります。
何年経っても見たい顔に共通すること
五色が長くお話を伺う中で「やっぱりこの顔でよかった」と言われるお顔には共通点があります。
それは主張しすぎないこと。
感情を押しつけない。
流行に寄りすぎない。
見る人の心に、余白を残す。
そうした表情は見る側の時間や記憶を静かに受け止めてくれます。
五色が大切にしている、お顔づくりの考え方
五色のお人形は「一目で分かる可愛さ」よりも何度見ても疲れない表情を大切にしています。
理由はシンプルです。
雛人形は写真のためではなく、毎年、家族の時間の中に置かれるものだから。
その空間に自然に溶け込む表情であることを何より大切にしています。
迷ったときの判断基準
もしお顔選びで立ち止まったら次の問いを自分に投げかけてみてください。
- 数年後の自分もこの顔を見たいだろうか
- 家族に「なぜこれを選んだか」を説明できるだろうか
- 季節が巡るたび自然に向き合えそうか
答えが「はい」なら、その感覚はきっと長く続きます。
雛人形を見てみたい方へ
文章を読んで「実際のお顔を見てみたい」と感じた方へ。
五色の雛人形一覧では、写真だけでなく表情や佇まいが伝わるよう心がけています。
どうぞゆっくりとご覧ください。