初節句と桃の節句
女の子の初節句は3月3日の「桃の節句(ひな祭り)」。
古くから「人形に災厄を移して川に流す」風習があり、そこから雛人形は「子どもの身代わり」として飾られるようになりました。
毎年飾ることで「健やかに成長できますように」という祈りを込めるのです。
雛人形の種類と特徴
- 段飾り:華やかさが魅力。伝統的なスタイル。
- 親王飾り:お内裏様とお雛様のみ。コンパクトで現代住宅に人気。
- 収納飾り・ケース飾り:出し入れが簡単で扱いやすい。
選び方のポイント
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飾るスペースに合うかどうか
大きな段飾りから小さな親王飾りまで幅広いので、置き場所をイメージして選ぶと安心。 -
デザインや表情
優しい顔立ち、気品ある姿など、作り手によって個性が出ます。
「自分の子に似ている」「家族に合う」と感じる人形がおすすめです。 -
価格の違い
サイズだけでなく、衣装の素材や細工の手仕事度合いで変わります。
小さくても高度な技術が詰まっているものは価値が高いのです。
まとめ
雛人形は、お子さまの成長を願う「祈りの形」。
毎年飾るたびに家族の思い出が積み重なり、代々受け継がれていく大切な存在となります。
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