
雛人形を飾り始める日に厳密な決まりはありません。
ただ「いつ出すのが安心?」と迷う方が多いので、ここでは おすすめの時期と日柄、天気まで含めて“決めやすい基準”をまとめます。
おすすめは「立春〜2月中旬」/迷ったら「雨水」+日柄で決める
・基本の目安:節分の翌日である立春ごろ〜2月中旬
・縁起の言い伝え:雨水(2/18〜19頃)に飾り始めると良いという考え方もある
・日柄を気にするなら:大安・友引を選び仏滅は避ける
・最低ライン:当日でも飾れますが慌てないために3/3の1週間前までに出せると安心
「決めきれない…」なら、まずは 雨水の週末か大安・友引の都合の良い日で決めてしまうのがいいでしょう。
いつから飾る?目安は「春の始まり」に合わせる考え方
雛人形は「桃の節句(3/3)」に向けて飾るもの。
そのため、季節の区切りとして分かりやすい立春(節分の翌日)から飾るご家庭が多いと言われます。 早めに飾るほどゆっくり眺めて楽しめます。
雨水に飾ると良いと言われるのはなぜ?
「雨水(うすい)」は、寒さがゆるみ雪が雨に変わっていく頃のこと。
水に関わる行事(厄を祓う“流しびな”など)と結びつけて雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれるという言い伝えが紹介されることがあります。
ただし、これは“必ず守るルール”ではなく“縁起の目安”です。ご家庭の都合優先で大丈夫です。
日柄で決めたい人へ:大安・友引を選び、仏滅は避ける
雛人形はお祝い事のため日柄を気にする場合は 大安・友引を選び、仏滅は避けるのが一般的です。
六曜(大安・友引など)は宗教の決まりではありませんが迷った時の“決め方”として使うとスッと決まります。
・大安:最も吉とされ、安心して飾り始められる日
・友引:慶事に向く日とされ、雛人形を出す日としても選ばれやすい
・仏滅:お祝い事には不向きとされるため雛人形を飾り始める日は避ける
まとめると、日柄を気にするなら「大安・友引」、避けるなら「仏滅」。これで十分です。
天気で決めたい人へ:晴れた「午前中」は気持ちよく始められる
日にちよりも気持ちよく飾れる日が一番です。
例えば晴れて空気が乾いている日、家族の時間が取りやすい日だと、飾り付けもしやすく写真も残しやすいです。 「迷ったら晴れた日の午前中」は実務的にもおすすめです。
避けたい飾り方:「一夜飾り」(前日に慌てて出す)
ひな祭りの前日(3/2)に一気に出すことを「一夜飾り」と呼び、 避けた方がよいと言われることがあります(理由は地域や説明によって諸説)。
実務的にも、前日はバタつきやすく、飾り付けが雑になったり、写真が間に合わなかったりしがち。
できれば3/3の1週間前までを目安にすると安心です。
初節句・忙しい家庭は「この3パターン」で決める
・写真撮影・来客がある:1月中旬〜2月上旬(余裕重視)
・迷ったら縁起で決めたい:雨水の週末 or 大安・友引
・とにかく時間がない:2月後半の都合の良い晴れた日
どれを選んでもOK。大事なのは、気持ちよく飾れて気持ちよく迎えられることです。
飾り始めのチェックリストもご活用ください
・飾る場所のほこり取り(軽くでOK)
・手の油が気になる方は薄手の手袋
・屏風・台を置いてから、お人形…の順に大きいものから
・迷ったら「今日はここまで」でOK(分割して飾るのも普通)
・直射日光・加湿器の風が当たる場所は避ける
よくある質問
Q. 1月に飾ってもいい?
A. 問題ありません。早めに飾ると長く楽しめます。特に初節句は写真撮影や来客の都合で早めにするご家庭も多いです。
Q. 2月下旬になった…もう遅い?
A. 遅くありません。都合の良い日に飾って大丈夫です。前日に慌てるより数日前に落ち着いて飾れる方が安心です。
Q. 日柄と天気、どっちを優先すればいい?
A. 迷ったら「家族の都合」→「晴れた日」→「大安・友引」の順で十分です。決まりより、気持ちよく飾れることを優先しましょう。
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