雛人形・ひな祭りクイズ
【第一問】 雛人形はどういった様子を表しているのでしょうか?
- 結婚式
- 成人式
- 入学式
【第二問】ひな祭りに食べるものは豆とあられ、どっち?
- あられ
- まめ
【第三問】ひな祭りのお吸い物に入れる具はどれ?
- あさり
- 蛤(はまぐり)
- しじみ
【第四問】ひな祭りに飾るお餅の種類はどれが正しい?
- おだんご
- 鏡餅
- ひし餅
【第五問】ひし餅の色の並び順はどっちが正しい?
- 上から、桃-白-緑
- 上から、白-緑-桃
【第六問】三人官女が持っているお道具の名前、正しい組み合わせは?
- 長柄・三方・提子
- 柄杓・苔盆栽・薬缶
【第七問】ひな祭りは厄払いの行事として生まれましたが、昔はどんな風に厄払いをしていたでしょうか?
- 川に流す
- お焚き上げする
- 土に埋める
雛人形・ひな祭りクイズの答え
【第一問】雛人形はどういった様子を表しているのでしょうか?
答えは1の「結婚式」です。
雛人形のお飾りは「宮中の婚礼」を表していて、一対の雛人形はそれぞれ「天皇」と「皇后」を模したものとされています。
たしかに、10人飾りや15人飾りの雰囲気は、華やかな結婚式の雰囲気そのものですね。
【第二問:解答】
答えは1の「あられ」です。お豆の方は節分の風物詩ですね。
桃色や緑、白い色など、淡く優しい色合いが特徴のひなあられですが、その色にはそれぞれの意味があります。桃色は春、緑は夏、黄色は秋、白は冬を表しているとされ、ひなあられを食べることで自然の力を得られるようにとの思いが込められています。
お子様の厄を除け、無病息災を願うひな祭りにぴったりのお菓子でしょう。
【第三問:解答】
答えは2の「蛤(はまぐり)」。蛤は縁起の良いものとして平安時代から親しまれています。
二枚貝である蛤の貝殻は、対の貝同士のみがぴったりと合う特徴から、「貝合わせ」と呼ばれる遊びにも使われてきました。
そこから転じて、蛤は「仲睦まじい夫婦」「大切な一人の相手と添い遂げる」象徴として行事食に使われています。ひな祭りに食べられているちらし寿司との相性もぴったりです。
【第四問:解答】
正解は3の「ひし餅」です。ちなみに、かがみ餅はお正月、お団子はお月見の行事食ですね。
ひな祭りでひし餅が食べられるようになった時期や形の由来については諸説あり、正確なところは定かではないようです。
一説によると、ひし餅が広まったのは江戸時代から明治時代の頃といわれていて、ひし形の理由についても「菱の繁殖力から子孫繁栄を祈願したため」「心臓や大地を模している」など様々な謂れがあります。
【第五問:解答】
ひし餅の色の並び順は、「上から、桃-白-緑」なので1が正解です。
ひなあられの問題でもご紹介したように、上段の桃色は桃の花を、中段の白い色は雪を、下段の緑は草萌える大地と、こちらも自然物を表しています。
ひな祭りが行われる3月はまだ肌寒い季節。雪が残っている地域もあります。
そんな中、春の訪れを感じさせる桃の花や青々とした草が芽吹いている様子を表しているのです。
また、着色に使われている桃の花やクチナシの実、蓬(よもぎ)にはデトックス効果や美容効果があるとされています。
【第六問:解答】
答えは1の「長柄(ながえ)・三方(さんぼう)・提子(ひさげ)」です。
下記にこれらお道具について簡単にまとめてみました。
- 長柄(ながえ):柄の長い酒器で「銚子」と呼ばれることも。これを使用して盃にお酒を注ぎます
- 三方(さんぼう):「島台」とも呼ばれます。お祝いや婚礼の儀に使われる飾り物の台です
- 提子(ひさげ):手さげ状の金属の器です。ここに白酒を注がれるようです
【第七問:解答】
正解は1の「川に流す」です。
古来よりお子様の健やかな成長を願い、人形に厄を身代わりさせ川や海に流すことで「厄払い」としていました。
この風習は「流し雛(ながしびな)」「雛流し」などと呼ばれ、現在でも行われています。
流し雛など、雛人形の歴史にまつわる詳しい内容は「雛人形の歴史を紐解く、人形の意味や言い伝えとは?」をご覧ください。
今回は雛人形・ひな祭りに関わるクイズをお届けしました。
意外と知らないことや、今日初めて知ったことも多かったのではないでしょうか?
ひな祭りは、老若男女を問わず幅広い世代の方々に親しまれてる行事ですので、ぜひクイズを出し合って交流を深めてみてくださいね。きっと、ひな祭りがもっと楽しくなるはずですよ。