飾って&撮って可愛い!手作りできるひな祭りモチーフの壁面飾り

ひな祭りを象徴する存在のお雛様。お人形やお道具を飾るだけで、見慣れたはずの空間がぱっと華やぎます。
雛人形を飾って楽しむのが一般的ですが、ひな祭りモチーフのアイテムを飾ったり手作りしてみても、ひな祭りの雰囲気を楽しむことができます。
今回はそんな手作りアイテムの中から、小さいお子様のいるご家庭でも安心して飾れる、簡単に作れてかわいい「壁面飾り絵」をご紹介します。

お雛様モチーフの壁面飾り絵を紹介

ひな祭りを象徴する存在のお雛様。お人形やお道具を飾るだけで、見慣れたはずの空間がぱっと華やぎます。
雛人形を飾って楽しむのが一般的ですが、ひな祭りモチーフのアイテムを飾ったり手作りしてみても、ひな祭りの雰囲気を楽しむことができます。
今回はそんな手作りアイテムの中から、小さいお子様のいるご家庭でも安心して飾れる、簡単に作れてかわいい「壁面飾り絵」をご紹介します。

お雛様の壁面飾りの作り方

今回は画用紙と折り紙や千代紙を使って、簡単に作れて温かみのあるお雛様の壁面飾りを作っていきます。折り紙以外に使用するのは、のりと鉛筆。必要に応じてペンや色鉛筆をご用意ください。

材料と使うもの

  • 画用紙
  • 鉛筆
  • ボールペン
  • 折り紙や千代紙
  • カッターやハサミ
  • のり

下書き

まずは画用紙に鉛筆で下書きをします。可愛らしいお雛様にするのか、本物に近いお雛様にするのかなど、 あらかじめモチーフを決めておくと作りやすいでしょう。


もうひとつのポイントとして、お殿様の顔をお姫様よりも少し大きく作ることを意識してみてください。 お姫様は髪の毛のボリュームなど視覚的な効果により、同じ大きさで作ってしまうとお殿様が小さく見えてしまいます。男女の体格差的にも全体の見た目がアンバランスになってしまうので、お殿様の顔は少し大きめに作ることをおすすめします。
下書きでデザインを決めたら、下書きの上からボールペンでなぞり、デザインの清書をしましょう。拡大コピーや縮小コピーなどで大きさは変えられるので、この下書きの工程では大きさは気にしなくても大丈夫です。
清書を切り抜き、画用紙と重ねて周りの線を上からボールペンで縁取れば、デザイン通りの切りぬき図案が完成します。

配色を決める

次に、配色の選択です。好みに合わせて千代紙と折り紙を組み合わせていきますが、あらかじめ色の組み合わせや完成図をイメージすることで、仕上がりのグレードがより上がります。今回は配色に関するポイントを3つご紹介します。

優しい色合いで組み合わせる

柔らかい色味や薄めの色、パステルカラーなどを組み合わせることによって、可愛らしいイメージになります。ソフトで優しい印象をプラスしたいときにおすすめの配色です。

類似の色相でまとめる

類似色を組み合わせると、全体の調和がとれ、まとまりが出ます。
例えば、お殿様は藍色・深紫色・紺色・青色・深緑色・緑色・黄緑色、お姫様は朱色・橙(だいだい)色・山吹色・黄色・紅色・赤色・桃色などでまとめると、全体のバランスがとれます。似た色味で統一することで、グラデーション効果が生まれるのもポイントです。

暖かみのある"暖色"でまとめる

先に説明したような類似の色相に加えて、赤みの強い暖色をメインにすると、暖かみのあるほっこりとした印象に。お姫様だけでなく、お殿様の差し色として暖色を組み合わせるとアクセントとしてキレイに映えます。

切り抜き

配色が決まったら、千代紙と折り紙を重ねて半円状にカットしていきます。

そのほか、下書きの時点で画用紙に転写した図案を元に、顔や髪の毛・手、烏帽子や冠、尺と扇も切り抜きます。

貼り付けて完成

カットした千代紙と折り紙を重ねて少しずつずらし、のりで貼りつけます。
ずれて重なった箇所が着物の衿部分を表現しているので、あまり太くなりすぎないようにするのがポイントです。それを着物の合わせになるように折り、はみ出した下の部分も折り込みます。



顔と髪の毛、頭の飾りを貼りつけて、デザイン画通りにペンなどで跡をつけて顔を描きます。ほっぺたを色鉛筆で塗るとほんのり可愛い印象になります。画用紙を切って貼っても可愛く出来ますよ。

最後に頭部や着物、小物、手を、全体のバランスを見ながら重ねて貼りつけると完成です。

このように、手軽な材料で可愛いお雛様が作れます。
小さなお子様の場合は一緒にシールを貼ったり、少し成長したお子様は自分でお顔を描いたりのり付けしたりなど、年齢に応じた楽しみ方ができます。
お気に入りの雛人形と一緒にオリジナルのお雛様を作って飾ると、より楽しいひな祭りになること間違いなしですね。とっても簡単なので、皆さんもぜひ作ってみてください。